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vol.80 最後の時間

あれから2日後、マナミは退院した。

無事に退院できたから、少しは良くなったのかな。
そう思うと少しうれしかった。
でも、まだまだ問題はいくつか残っているから。これからだよね。

この2日間、恭はマナミの所にお見舞いに通っていた。
ちょっと寂しかったけど、不安はなかった。

学校も自由登校になった。
私は最近、行けてなかった自動車学校へ。
恭は出席日数が足りないから卒業式までの間、補習授業にでなきゃいけなくて悔しがっていた。

ただ、夕方頃になると毎日恭の携帯が鳴っていた。
携帯の画面を見て一瞬曇り顔になる恭を見て、相手はマナミだという事はわかってた。

携帯の持ち主が電話に出るまで鳴り続ける機能があるかのように、永遠と繰り返す着信音。
シカトしても無駄だという事位、私にでもわかった。

しぶしぶ恭は電話に出ると、電話の向こうから怒鳴り声がこっちにまで聞えてきた。
恭は私に視線を向けて、私はうなずく。
『電話してくるね』
2人の暗黙の合図。

いつもマナミからの電話は何時間もかかるんだ。
でも、この電話でマナミの気持ちが晴れるなら・・・・そう恭と話し合っての事だから。


部屋を暗くして、恭のベットに横になって星を見るのが好き。
恭が隣に居なくても、恭を感じる事ができるから。
かすかに香る、恭の香に包まれて、こうして眺めてる時だって幸せなんだよ。




----- ガチャ

しばらくしてドアの開ける音と共に愛しい人のシルエットと光が部屋に道を作った。
そして、恭は無言のまま携帯を放り投げると、そのまま私をとても強く抱きしめて
「sora愛してる」
それだけを言うと深いkissをくれた。


「恭、愛してるよ・・・」
「そんな事今言われると理性が飛ぶじゃん・・・」
そしてまた、強く強く抱きしめられた。



「sora・・・もう少しで一緒にいられるね・・・そしたらもっと愛し合おう」
コクンと大きく頷くのが精一杯だった。
うれしくて、うれしくて。
たった1人の人からの言葉だからこそ、心に響いて、それが雫となって頬を伝い、涙の通り道を作って行った。

「泣くなよ(笑)まだこれからいっぱい楽し事、2人でするんだよ?」
--- コクン
私の涙をそっと拭き、またやさしいkissをした。


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